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過去にメールを送れたならあなたは誰に何を伝える?『シュタインズ・ゲート』ヒロイン、牧瀬紅莉栖(まきせくりす)役、今井麻美さんよりコメント
2009年 9月 12日(土曜日)
『CHAOS;HEAD』に続く5pb.とニトロプラスのコラボレーションによる科学アドベンチャー第2弾『シュタインズ・ゲート』。独特の世界観やシステム、そしてキャラクターデザインにクリエイターhuke氏を迎え、注目度急上昇中のタイトルだ。今回は、ヒロイン、牧瀬赤莉栖(まきせくりす)役の今井麻美さんと松原プロデューサーにコメントをいただいたので紹介するぞ!


【シュタインズ・ゲート ストーリー】

岡部倫太郎——通称“オカリン”——は、いまだ中二病から抜け出せない大学生。
自称“狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院凶真(ほうおういんきょうま)”を名乗っている。
“未来ガジェット研究所”という、メンバーわずか3人だけの発明サークルを秋葉原にかまえ、ヘンテコかつムダな発明をする日々を送っていた。

そんな彼らが新たに発明した未来ガジェット8号機“電話レンジ”には、彼らが意図しなかった驚くべき機能が隠されていた。

過去へと電子メールを送るというもので、すなわちこれはタイムマシンだったのだ!

オカリンたちは、タイムマシンについて調べていくうちに、“SERN”という欧州の研究機関が、ミニブラックホール生成実験に関連してタイムマシンを作ろうとしているという情報を得る。そんなある日オカリンは、アメリカの学術雑誌に論文が載ったという若干18歳の天才少女にしてメインヒロインの牧瀬紅莉栖と出会う。だが、オカリンは、牧瀬紅莉栖が数時間まえにホノデンビルの屋上で殺害されているのを目撃していた。

いったいなぜ、牧瀬紅莉栖は生きているのだろう―

SERN、ジョン・タイター、幻のレトロPC“IBN5100”、タイムマシン、バタフライ効果、タイムトラベルにおける11の理論——いくつもの要因が偶然に重なり合ったとき、秋葉原に本拠を置くサークルのメンバーたちに、世界規模の“未来への選択”が委ねられた。


―『シュタインズ・ゲート』についてお教えください。

松原P:今回の『シュタインズ・ゲート』は、『CHAOS;HEAD』に続く、ニトロプラスさんとの合同企画の第二弾ということで、続編というわけではありませんが、同じ世界観をもった科学アドベンチャーシリーズの第二弾ということになります。今回の舞台は秋葉原、前作(『CHAOS;HEAD』)の舞台は“渋谷”といことで、オタクには"アウェー"な街だったのですが、今回はもろに"ホーム"な感じの(笑)場所を舞台にしてゲームをつくろう!というところから始まった企画です。

主人公は秋葉原の「未来ガジェット研究所」というサークルで、おもしろおかしく色々とくだらない発明をしています。そこである日ひょんなことから、"過去にメールを送ることができる”というタイムマシンを発明してしまう、というところから物語が始まります。過去にメールが送れるという(すごい)発明ではありますが、主人公たちは“過去の自分にくじの番号を教えるとか”くだらない使いかたを試みます。“過去にメールが送れる”とはいっても12バイト、全角6文字までというの文字数制限があるので(主人公たち)は色々と使いかたを研究し、しだいに色々なことができるようになっていきます。
しかし、ヨーロッパの“SERN”という研究機関がその技術に目をつけ、奪いにきます。そのためにヒロインが殺されるなどの悲劇が起こり、その過去をなんとか変えてしまおう、というのが今回のゲームのあらすじとなります。

“過去にメールが送れる”ということでこのゲームでは携帯電話が大変重要な役割を果たします。ゲーム中でも通常のノベルゲームと違い、一切選択肢のようなものは出てきません。そのかわりに、携帯電話でメールを送ったり、他人からのメールを見たりすることによってストーリーが分岐していきます(フォーントリガーシステム)。突然かかってくる電話に出るか、出ないか、携帯電話がかかってくるタイミングはある程度ランダム性があるので、プレイするたびに変化があります、そういった点もこのゲームの面白い点だと思います。

電話を取るか取らないかで特定のキャラクターごとのルートに入ることもあります。特定の女の子からの電話ばかりを取っていたら、その子と仲良くなることもありますし、逆にメールなどを無視し続けるとその子から二度とメールが来なくなったりすることもあります。かといってあまりに八方美人だとそれはそれで問題が…。そのバランスの取り方を色々模索していくところもこのゲームの面白いところです。エンディングはマルチですし、主人公含めてフルボイスとなっています。

―今回のメインのキャラクターデザインに『ブラック☆ロックシューター』などで有名なhukeさんを起用していますが、こちらに関してはどのような考えがあったのでしょう?

松原P:前作『CHAOS;HEAD』は、ささきむつみさんをキャラクターデザインに起用し、いわゆる“ギャルゲーユーザー”への間口を広く取った作品でした。しかも『CHAOS;HEAD』は、そのギャルゲー風の見た目に反して、内容にグロテスクなものもあったりして、その対比をユーザーに楽しんでいただいたのですが、今回の『シュタインズ・ゲート』では、より幅広いターゲット層、一般のユーザーや女性でも入りやすいような作品を目指す、ということでhukeさんを起用させていただきました。hukeさん独特の塗りもゲーム中で再現されておりますので、ぜひ楽しみにしていてください。

―今回は、ヒロインの今井麻美さんをはじめとして、主人公の岡部倫太郎役に宮野真守さんなどなど豪華な声優陣がそろっていますが、こちらの選定に関してはどのようにされたのでしょうか?

松原P:今回も“豪華な声優陣”を目指しました。『CHAOS;HEAD』で主人公の拓己を演じた吉野さんのしゃべりが非常に好評でして、今回は“ある意味”それを越えなければならない、ということで主人公には宮野真守さんを起用させていただきました。前回の主人公、拓己が内向きなオタクだったのに対して今回の主人公は明るいタイプ、いわゆる“厨二病”と呼ばれるタイプのオタクなので、そういった面でもマッチしていると思います。ヒロインの牧瀬紅莉栖(まきせくりす)役の今井さんについては、透明感のあるボイスが、紅莉栖のイメージにぴったりだったので起用させていただきました。

―ゲームのキャラクターイラストとキャストの方々のイメージが非常に近い点に関しては意識されていたのでしょうか?

松原P:確かに似てますね。キャラクターのイメージというものを一番大事にしています。今回も、各キャラクターのイメージ重視でキャストの方々を選ばせていただきました。

―それでは今度は今井さんにお聞きします。今回ヒロイン、牧瀬紅莉栖(まきせくりす)役に選ばれたときのご感想は?

今井さん:ヒロイン役が決まる前に、雑誌でこの作品のイラストを見て、既に存在は知っていました。とにかくひきこまれるというか、今までのゲームとはまったく違った独自の世界を描いているゲームなんだなぁという感想を持っていましたので、ヒロイン役のお話が来たときは“え〜あの赤い髪の子の!!”とびっくりしました! 『CHAOS;HEAD』は私も知っている作品だったのですが、今回の『シュタインズ・ゲート』は方向性は違うとはいえ、その対になる作品ということで非常に期待をしております。
ヒロインの紅莉栖ちゃんは、まぁ、足が長いこと!という点に注目しすぎちゃいました(笑)。とっても頭のいい子で、素直になれない子なんですよね。感情表現があまりうまくないというか…でも自分の信念はしっかり持っているという子なので、自分としてはとても演じやすいキャラクターでした。

―今回の舞台は秋葉原ですが、今井さんにとって秋葉原はどんな場所ですか?

今井さん:よくお仕事では行ったりするんですが、プライベートでは毎週行ってるというほどではないです(笑)。ただ、大学がすごく近くにあったので、学生の頃は同級生と、よく機材を買いに秋葉原に行ってました。壊れたカメラの部品を買いにいったりとか。

―『シュタインズ・ゲート』でも"世界線”が変わると昔の電気街といわれていた頃の秋葉原の姿が現れたりするんですが、どちらかというとその頃の秋葉原に通われていたということでしょうか?

今井さん:そうですね。たしかに今の秋葉原とはかなり様相が違っていたと思いますね。部品屋さんとか、昔ながらの電気屋さんがまだあった時分だと思うんですけど。先輩についていくばっかりだったので詳しくはないんですけど。荷物係でした(笑)

―今井さんといえばゲーマーとしても有名なので、お詳しいかと思っていました。

今井さん:ゲームはもっぱら、大きな声ではいえませんが新○ヨ○バシとかビッ○カメ○とかで…(笑)あとは近所のコンビニとかで予約して買ったりします(笑)。

―『シュタインズ・ゲート』の作品イメージについてお教えください。

今井さん:とにかく漢字の多い台本だったなと(笑)。ヒロインの紅莉栖ちゃんは若くして論文がアメリカの雑誌で評価されるような天才なので、難しい単語が多いこと!しかも専攻は脳科学ですよ。彼女がその理論などを同世代の友達に話したりしているんですが、私にはその内容が全く分からない!(笑)。私は、ドキュメンタリー番組とか好きなんですが、そんな番組で聞いたことがある単語が出てくることがあるなぁとは思いました。

序盤では紅莉栖はあまり多くを語らないので、オカリンとかまゆしーとか周りの若者の空気感にうまく溶け込めてないような気がしていたんですが、あるときを境に、物語が一気に、信じられないスピードで急展開するんです。自分も台本を読んでいて、本当に小説を読んでいるような展開で一気に読んでしまいました。それぐらい引き込まれるストーリーです。興味のある方には絶対に引っかかるものがあるストーリーだと思います。

―原案の志倉千代丸氏曰く「科学アドベンチャーシリーズは99%の科学と1%のファンタジー」。ということで、本作品に登場する“科学”の部分は本当にありそうな、もう実現しているかもしれない、というものを組み込んであるとのことです。 紅莉栖を実際の収録で演じてみていかがでしたか?

今井さん:これは私の勝手なイメージかもしれませんが、科学者はすごく早口なイメージがあります。なので、きっと紅莉栖も考えていることが人より一歩も二歩も先をいっているだけに、ゆっくりとしゃべる子ではないんだろうなぁと思いました。紅莉栖は、自分の世界を閉じ気味ではあるんですが、感情表現などはするときはするので、最初は攻撃的なしゃべり方を心がけていました。攻撃的といっても、言い方が雑という意味ではなく、言葉に"圧”があるというか"私はわかってるのよ”という言い方です。科学者という立場上、人の前で話すことも多いハズの紅莉栖は、年齢が若いこともあって、弱いところを見せたら誰も話を聞いてくれなくなる、と思っているかも、ということで最初はそういった点を意識しました。
後半は、彼女に、非常に個性豊かな仲間たちができます。このことを彼女は非常に喜んでいるのですが、この、ある意味ハチャメチャな仲間たちに巻き込まれていくうちに彼女が本来持っている柔らかさが出てくる、というところをちゃんと表現できるといいなと思いながら演じていました。

―紅莉栖は強いだけのキャラクターではないんですね?

今井さん:はい、でも基本的には強いです。後半は多少デレもあります(笑)。

―紅莉栖の性格で好きな部分はどこですか?

今井さん:割と素直に間違いを認めるところかな?自分の信念を曲げないとこはあるんですが、しっかりと引くべき引かないところ弁えている点ですね。その柔軟性が魅力的だと思います。

―今井さん的な紅莉栖のファッションのポイントは?

今井さん:やはり短パンに黒いタイツですかね。ここが18歳にあるまじき色気(笑)。出すよりセクシーという感じですね。

―「携帯電話で過去にメールが送れる」というのが本作品の大きなテーマですが、もし過去にメールが送れるとしたら、今井さんはどんな風に使いますか?

今井さん:(しばし悩む今井さん…)どうしよう…言いづらいものばかり頭に浮かんでくるんですよ!!一番最初に持ったのはPHSだったんですが、既に持ったときは大人だったので“小学生の時の私に!”みたいな可愛い逃げ方ができない(笑)。一番メールを送りたいのは、大学生入る直前の自分にですけど、そのときは携帯持ってないしなぁ〜。
(再び悩み始める今井さん)。でもこれもとても言えないし…
ちょっと考えてみてください!過去の自分にアドバイスするシチュエーションなんて、切実な問題しかありえませんよ!
(他人へのアドバイスでもいいですよ!) あ、そうか!自分に送る必要はないんだ!家族でもいいんだ、じゃ今でもいいかも(笑)。
でもやっぱり話せるものがない〜。

―今回『シュタインズ・ゲート』限定版には、主人公たちが所属する「未来ガジェット研究所」が作成の「未来ガジェット3号機」(ウソ発見器)が付属します。現物がここにあるので、さっそく今井さんに試してもらいましょう。

今井さん:現物は初めてみました!これはすごいですね!

―このガジェット以外にも限定版にはhukeさんのイラストや様々な資料がつまった設定資料集「VISUAL COLLECTION」も付属となります。

ここで実際に今井さんに「未来ガジェット3号機」(ウソ発見器)を試してもらうというイベントが発生。全ての質問に“いいえ”で答えなければいけない今井さんに、様々な答えにくい質問が襲いかかる!


なかなか思うような反応が引き出せなかったり、意外な動きを見せる「未来ガジェット3号機」(ウソ発見器)に今井さんは四苦八苦。最後は気合で機械を思い通りに動かそうとする今井さんだが、最後は力尽きてしまった。
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―最後に『シュタインズ・ゲート』を心待ちにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

松原P:みなさんぜひ応援してください。今回も『CHAOS;HEAD』に引き続き皆さんに楽しんでいただける作品にすべく、マスターギリギリ最後の最後まで演出に手を入れるなど、気合の入った作品になっておりますので、皆さん是非ともよろしくお願いいたします。

今井さん:色々な要素が盛り込まれている作品です。hukeさんによる独特なイラストなどのビジュアル、トカノフさんによる非常にかっこいいOPテーマ、また、豪華キャストなど様々な魅力を持っている作品だと思いますで、少しでも気になった方はぜひ手にとってみてください。よろしくお願いいたします!


シュタインズ・ゲート
●発売日/2009年10月15日
●価格/通常版 7,140円(税込) 限定版 (数量限定)9,240円(税込)
ジャンル/アドベンチャー / サスペンス

【スタッフ】
企画・原作/志倉 千代丸
キャラクターデザイン/huke
ガジェットデザイン/SH@RP
アートディレクター/ぺはら塗装
シナリオライター/林 直孝
音楽/阿保 剛・礒江 俊道
開発/5pb.・ニトロプラス

【キャスト】
岡部 倫太郎/宮野 真守
牧瀬 紅莉栖/今井 麻美
阿万 音鈴羽/田村 ゆかり
椎名 まゆり/花澤 香菜
漆原 るか/小林 ゆう
フェイリス・ニャンニャン/桃井 はるこ
桐生 萌花/後藤 沙緒里
橋田 至/関 智一

【公式ページ】


©2009 5pb. inc. / Nitroplus
 
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