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声優警察第54回『11eyes』たかはし智秋さん
2009年 12月 26日(土曜日)

 10月より放送がスタートし、ついにクライマックスを迎える『11eyes』。物語も終盤に突入し、毎回目が離せない展開が続いている本作だが、12月25日からBlu-ray&DVDのリリースもスタートする。
 「赤い夜」というい世界に迷い込み、熾烈な闘いを行っていくことになる主人公・皐月駆(CV:小野大輔)と水奈瀬ゆか(CV:後藤麻衣)。そして、彼らと共に闘っていくことになる仲間たち。彼らが扱うことができる異能力、謎に満ちた世界「赤い夜」や敵対することになる「黒騎士」たちの正体など、多数の謎を抱えながら物語は展開していく…。

 気になる物語のクライマックス、待望のBlue-ray&DVDリリースのスタート、そして明らかとなった新作OVAの発売などなど、見逃せない展開が続いていく本作の魅力を探るため、団長は赤嶺彩子役・たかはし智秋さんの元へ向かう。

団長「『11eyes』のインターネットラジオが配信されているだと!?」

 『11eyes』を追う太門軍団の捜査線上に浮かび上がった謎の美女 たかはし智秋さん! 彼女は『11eyes』で保健医 赤嶺彩子として出演する一方で、渋谷区南平台の放送局を通して、危険なラジオ配信を行っていたのだ。

 そこに集まる出演声優たち…。『11eyes』を探るためには、このラジオを押さえなければ!
 たかはし智秋さんの目的はいったい何なのか!? 太門団長は武器を手に自ら収録ブースに突入する!


団長「声優警察の太門だ!
   たかはし智秋、お前に聴きたいことがある!」



たかはし智秋さん(赤嶺彩子 役)
5月8日生まれ、神奈川県出身。フリー。
お嬢様・お姉さまタイプのキャラクターや大人の女性を中心としながらも、多彩な演技で様々な役どころを演じる人気声優。近年の主な出演作は『真・恋姫†無双』張勲役、『いちばんうしろの大魔王』鳥井美津子役、『カオス;ヘッド -CHAOS;HEAD-』楠優愛、楠美愛 役、『ヤッターマン』オモッチャマ、 ネエトン役など
●たかはし智秋 オフィシャルブログ/



■大切な「死」だったんだなって思います

― いよいよ今週最終回を迎えた『11eyes』。たかはしさん演じる彩子先生は、8話で衝撃的な死を迎えてしまったわけなのですが…。

たかはし智秋さん:亡くなっちゃいましたね~。

― 彩子先生の死は驚きだったのではないですか?

たかはしさん:彩子先生が亡くなってしまったのは複雑な気分でしたし、「え! こんな酷い死に方」って驚いたりもしたんですけど、共演のみんなからは「彩子先生が死んで悲しかったです」って言ってもらえたので嬉しかったです。
 特に彩子先生にとっては関係の深い賢久が、彼女の死を目の当たりにして「彩子ー!!」って叫ぶシーンでは、演じている森久保祥太郎さんから「そのセリフに魂を込めました」って言っていただけて、本当に役者冥利に尽きますね。

 あと、みんなが言うには彩子先生は死亡フラグがすごく立っていたらしいので、「先生、死んじゃうのかな~」くらいに感じていたらしいです。…あんな酷い殺され方になるとは誰も思っていなかったみたいですけどね(笑)。

― 死亡フラグというと、どのあたりが? また、たかはしさんは気付いていたんですか?

たかはしさん:私、そういった展開にすごく鈍感で、「死亡フラグ」って言葉も、このあいだ香央理役の水橋かおりから聞いて知ったくらいなんです(笑)。
 でも、死んでしまった後から考えてみると、死ぬ直前に「いい人アピール」エピソードが多かったような…。今まであまり話していなかったのに、自分のことを語ってみたり、徹夜でお仕事をがんばってみたり、賢久に焼肉をおごってあげるって言い出したり、いい女っぷりが上がってきたところに…。今回、「死亡フラグ」っていうのを身を持って知りました(笑)。

― たかはしさんとしても予想外の死だった?

たかはしさん:そうですね(笑)。 でも、彩子先生の死をきっかけに物語が大きく展開していくんです。賢久が暴走して、それを止めるため雪子に殺されてしまう、そして雪子も…。まさか主人公サイドの仲間たちが次々に死んでしまうなんて! 普通は全員が揃って戦いに行こう!って展開ですよね。彩子の死をきっかけに、仲間たちの団結が崩れていく…ということを考えると、クライマックスに向けて大切な「死」だったんだなって思います。


― 彩子さんはどんな女性なんでしょうか? たかはしさんはどのように考えて演じていましたか?

たかはしさん:とても情のある人だなって思っていました。生徒たちが「赤い夜」に巻き込まれていくなかで、彼女自身は「赤い夜」を知ることはできない普通の人間でしたけれども、生徒達の異変を感じ取って、すごく心配していたんです。
 生徒たちとの距離感もうまいですよね。緩すぎずキツすぎず・・・――賢久との関係を見ていると特に感じるんですけど、フレンドリーな姿勢ではあるけどもキチンとしたモノの道理を教えようとしている大人な女性。賢久も面倒臭そうに横柄な態度を取りますけど、真意はちゃんと伝わっているんですよね。
 駆くんとゆかちゃんに「二人はもうやっちゃったの?」とか茶化したりするのも、彼女なりの「高校生らしいお付き合いをしなさいよ」ってことの伝え方なんだと思います。「本当に想いあっているなら、信じあって、お互いを大切に」って。そうやって生徒たちを見守っている、温かさのある、本物のハートを持った人ですね。

― 見た目は先生っぽくないですけど、それも彼女なりのスタイルなんでしょうか。

たかはしさん:保健室でタバコを吸ったりする人ですけど、それもまた生徒たちにとっては親しみやすいんじゃないかな。ああいう年頃の子って、少し悪いことに憧れがあるじゃないですか。
 それと彩子さんはなにげに 自分の責任はちゃんと果たしているんです。彼女なりに節度を持って…缶ピースいっぱいの吸殻はちょっと吸い過ぎかもって思いますけど(笑)、生徒の治療や保健医としてやるべき事はキッチリやっている。自分の責任を果たせば、好きなタバコは自由――わりと大人の教えを実践しているんです。こういう人を私も見習いたいなって思います。素敵ですよね。


■私のパーソナルな部分を出すな!

― さて、たかはしさんも彩子先生に負けず劣らず「イイ女」な印象がありますが、いかがでしょう?

たかはしさん:全然ダメです (笑)。というより、カナリの見かけ倒し(笑) ? 姉御っぽく見えるんですけど、中身はメチャメチャ鈍臭いですから。私と話していると、まわりの人の態度がだんだん変わってくるんですよ。「まったくコイツは しょうがねぇなぁ」みたいな感じに(笑)。世話をするよりはされる方です。完全に(笑)
 ひどい 方向音痴で後輩を連れて歩こうとしても――「みんな、ついてこ~い!」「…智秋さん、方向違います。こっちです」「え”? ……あ、じゃあ、お姉さんは・・・みんなについていくね~・・・(汗)」――みたいなことになっちゃうし、お料理も全然出来なくて、包丁を使う私を見た父親から「おまえは座ってろ!」と言われてしまったり。普通、娘が料理をしたら嬉しいでしょ? それが「台所に入るな!」ですよ(笑)。
 ここのスタジオへの道だって何度、迷ったことか…。スタジオの方が表に出てきてくれて「智秋さ~ん、こっちですよ~!」って。本当にダメな女です(笑)。

― 確かに今日、インタビューしてちょっとイメージが変わったかもしれません(笑)。

たかはしさん:でしょ~(笑)。男性も最初は興味をもってくれるんですが、、すぐイメージが崩れますからね。
 現場でも私は、露出の 多めな服装が多いので冗談で「い やーん♥ うふーん♥」とかサービスすると、「めんどくせー 見せんなよ 」みたいなことをよく 言われます(汗)。女性はほめて下さるんですがね(笑)。

― 彩子先生みたいにはいきませんか(笑)。

たかはしさん:そうですね彩子先生に限らず、 アフレコをしていると、やっぱり役のイメージが重なるのだと思いますけど、素に戻って話すとそのイメージが崩れてしまう。「智秋はずっとお芝居していればいいのに…」って言われたりもしますよ(笑)。歌を歌っているときも印象が変わるらしいですね。綺麗なキャラクターで綺麗な声で、頑張って歌った後素に戻ると「ずっと歌っていればいいのに」って。つまり「私のパーソナルな部分を出すな!」ってことなんですかね(笑)。もう、色んな意味でゴメンナサイって感じです(笑)。


■それぞれの意識をピックアップした存在なんです

― 彩子さんは他のキャラクターたちの保護者的存在ですが彼らの印象は?

たかはしさん:まずヒロインの水奈瀬ゆかちゃん、第1話のころの ゆかちゃんは普通の可愛いヒロインだったんですけど…。だんだん様変わりしていく姿に、出演者のみんなで「うわぁ~、ゆか、こわ!黒い!!」って。彼女の罵倒されっぷりはかわいそうでしたね(笑)。あと、陰陽師(=草壁美鈴)! 台本が中国語みたいなんですよ。三行くらい全部漢字で。浅川悠ちゃんに「悠ちゃんの台本、中国語だよ」って言ったら「智秋、それ呪文」って突っこまれました。でも、この作品ってヤンデレとかクーデレ度が高くて、一見可愛いメガネっ子の雪子ちゃんにしても暗い過去を背負っていたり、純粋にキャピキャピ可愛い女の 子っていなかったような気がします。
 男性キャラでは、駆くんは・・・いまいちパンチが弱いヒーローだったような気がしました。彼はヘタレでもないんですけど、ヒーローさながら グッと前に出るタイプでもなかったんですよね。まぁ、ヒロインのゆかが黒くなっちゃったり(笑)、美鈴先輩に言い寄られたり、色々あったとは思うんだけど、最後まで軸がまろやかだったかなと思います(笑)。でも、そこが人間らしいところで、共感できる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

― それぞれが何かしらの問題があって、そういったところは人間らしいのかもしれないですね。

たかはしさん:この作品のキャラクターたちは、人間 が持っている様々な「側面」なんだと思うんです。オロオロしてしまう弱さや、病んでいる部分、人間の中のそれぞれ極端な部分というか、作品すべて「一人の人間の中の世界」なのではないかと感じています。
 これは多くの作品に言えることかもしれませんが、何らかのかたちで人間の機微に繋がっているというのが私の持論です。人がいろいろな場面に直面したときに出す部分、一人の人間の中にある個々の部分を、それぞれにフィーチャーしたのが、 キャラクター達なんじゃないかなって。この作品も同様で、 雪子ちゃんみたいに過去に何かを抱えつつもカラ元気を出していかなければいけない自分がいたり、美鈴先輩みたいに感情を抑えて常に冷静であろうとする自分がいたり、ゆかのことが好きだけどオロオロしちゃう駆くんみたいな気持ちになることもあるだろうし…。それぞれのキャラクターが一人の人間の、それぞれの意識をピックアップした存在だと私は思います。
 そう考えると、この作品の見方も変わってきませんか?自分を見直すきっかけって言うのかな。人間って周りの人への気遣いを忘れてしまうことって多いじゃないですか。この作品をみて、「ああこんな気持ちってあるよね」と、自分が他人を思いやるハートを感じてもらえると嬉しいなって思います。

― さきほどはダメ人間トークがありましたけど、やっぱり見るべきとこは見ていますね。

たかはしさん:まぁ、彩子さんが亡くなってからアフレコにいなかったんで、ちょっとわかんないんですけどね(笑)。

― …いい事言ったのに台無しじゃないですか(笑)。

たかはしさん:じゃあ、今のところカットで(笑)。


■中の人はサービス精神旺盛

― 現在配信中のインターネットラジオでは、たかはしさんがパーソナリティを勤められていますが、どんなラジオなんでしょうか?

たかはしさん:先生の目線から、生徒の皆さんを順番にゲストに招いて楽しいお話を繰り広げています。こちらも最終回間近なんですが、いろいろな生徒さんにゲストに登場してもらったので楽しかったですね。以前から仲良くさせてもらっている方もいれば、今回初めてお仕事させていただいた方もいたりして、何よりもゲストさんの意外な一面を垣間見られたのが嬉しかったです。ラジオっていうのは、すごく身近に感じられる場なので、そういった皆さんとご一緒できたことは、とても光栄でした。
 ラジオは1月15日までの配信ですので、ぜひお聞き逃しなく!


― さて、本作はゲーム(Xbox360)版も発売されていますが、そちらの彩子さんはどのように演じておられますか?

たかはしさん:アニメとは少し 違いますね。ちょっと高めの声で演じていると思います。 キャラクターとしては、基本的にあまり変わらないですけが、アニメよりもっとフレンドリーに下ネタ満載で、色々なところでチャチャを入れてきます。 他の皆さんもちょっとずつキャラクターが 違う部分もあるので、そんなところも楽しんでいただけると幸いです。


― そして、来年2010年にはOVA化されますね。

たかはしさん:そうみたいですね! どんな話になるのか、楽しみです。

(スタッフ:TVとはまったく違うお話です。おバカエロです)

たかはしさん:エロ入ってきちゃいますか! 大事なとこですね! 。楽しみですね~!半乳ぐらいは出してほしいですね~!!

― 彩子先生は、TVではあまりサービスシーンがなかったですよね。

たかはしさん:案外まともでしたね。…思いのほか陰陽師がサービスしてましたね(笑)。

― たかはしさんとしては、自分のキャラも、もっとサービスをしたいですか?

たかはしさん:中の人はサービス精神旺盛なので、ぜひ(笑)。

― では最後に読者へのメッセージをいただけますか。

たかはしさん:『11eyes』はとても複雑な世界を描いていると思いきや、先ほども言ったように人間の機微が表現された誰でも共感できる作品になっていると思っています。多くの方に愛される作品として、もっともっと応援していただいて、さらに展開が広がってくれることを祈っております。皆さん、何卒 よろしくお願いします。
YO チェケラ!

― ありがとうございました。




たかはしさん「団長さん、捜査より・・・もっといいこと・・・しませ~ん♥」
団長「い、いや、自分はぁ…」
たかはしさん「…でも、おさわりは無しよ♥」

 たかはしさんの前に完全に篭絡された太門団長! そんなことで声優界の平和を守ることができるのか!?
 衝撃の最終回を迎えたTVシリーズにつづき、「もっといいこと」満載のOVAの発売が迫る『11eyes』。団長は引き続き、たかはしさん個人への捜査続行を希望する!


11eyes 第1巻 初回限定特装版
●発売日/2009年12月25日
●価格/Blu-ray:9,240円(税込) DVD:8,190円(税込)
●仕様/2話収録、本編約 48分、ワイドスクリーン、カラー、ステレオ
●Blu-ray Disc&DVD第1巻初回限定版特典/
 1:何回濡れても平気!シャワーカーテン
 2:原作版権特製スリーブ
 3:設定裏話満載ブックレット
 4:ラジオ出張版CD
 5:原作スタッフオーディオコメンタリー

11eyes 第1巻 スタンダード版
●発売日/2009年12月25日
●価格/Blu-ray Disc:7,140円(税込) DVD:6,090円(税込)
●通常版特典/
 1:アニメ版権ジャケット
 2:設定裏話満載ブックレット(初回通常共通)
 3:原作スタッフオーディオコメンタリー
●発売元/マーベラスエンターテイメント
●販売元/ポニーキャニオン
※発売日、商品仕様、特典内容は変更になる場合があります。
※イラストはイメージであり実際の商品とは異なる場合があります。

11eyes
●放送日時・局/
・チバテレビ 毎週火曜日 25:00~
・サンテレビ 毎週火曜日 26:10~
・中京テレビ 毎週水曜日 27:12~
・TOKYO MX 毎週木曜日 26:00~
・テレ玉 毎週金曜日 25:00~
・AT-X 毎週木曜日 9:00~/21:00~、毎週月曜日 15:00~/27:00~
※放送時間は場合により変更となる可能性があります。

<スタッフ>
原作:Lass(「11eyes-罪と罰と贖いの少女-」)
監督:下田正美
シリーズ構成:金巻兼一
キャラクターデザイン・総作画監督:原将治
制作会社:動画工房

<キャスト>
皐月 駆役:小野大輔
水奈瀬ゆか役:後藤麻衣
草壁美鈴役:浅川 悠
橘 菊理役:力丸乃りこ
広原雪子役:壱智村小真
田島賢久役:森久保祥太郎
百野 栞役:萩原えみこ
奈月香央里役:水橋かおり
赤嶺彩子役:たかはし智秋

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【応援特別企画】TVアニメ『11eyes』徹底解剖【前編】 謎めくストーリーを芯まで楽しもう!

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