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声優警察第52回『アスラクライン2』矢作紗友里さん
2009年 10月 24日(土曜日)

 高校入学を機に一人暮らしを始めた主人公 夏目智春。引越し早々に彼の元に届けられた銀色のトランクをきっかけに、彼は世界の隠された真実と向き合うことになっていく――。

 今年4月から放送され、学園を舞台に世界の真実を巡る戦いを描いた『アスラクライン』。巨大な人型兵器「機巧魔神(アスラ・マキーナ)・黑鐵」の演操者(ハンドラー)となってしまった智春を中心に、彼の幼なじみであり機巧魔神・黑鐵を動かすための生贄=副葬処女(べリアル・ドール)として黑鐵の中に身体を取り込まれ実体の無い存在として智春と暮らす水無神操緒、また「悪魔」の一族として高い能力を身に起こる危険も顧みず智春を守るために使い続ける嵩月奏など、様々な人々そして組織の思惑が絡んだストーリーが話題を呼んだ。
 多くの謎を残したまま全13話を終えた『アスラクライン』だったが、ついに続編である『アスラクライン2』が、この10月より放送を開始!

 『アスラクライン』放送時、主題歌を歌うアーティスト「angela」より挑戦を受け(?)捜査にあたった、我が声優警察!
 そして今回もまた、太門軍団に不敵な挑戦が叩きつけられようとしていた…。


矢作さん「今回のインタビューはニアで決まりだな!
      さもないと“運”をすってしまうぞ~ぐりぐり!」
団長「う、うぐぐぐ…」


 突如乱入したアニア・フォルチュナ役 矢作紗友里さんに団長も要求を受け入れざるを得ない様子か!? というわけで今回は矢作紗友里さんへの事情聴取を敢行するぞ!


矢作紗友里さん(アニア・フォルチュナ・ソメシェル・ミク・クラウゼンブルヒ役)
9月22日生まれ、東京都出身。アイムエンタープライズ所属。
可愛らしく特徴的な声質で主に明るく元気な少女を多く演じる一方、奥手な少女、しっかり者など幅広い役をこなす人気声優。主な出演作は『しゅごキャラ!』シリーズ 真城りま役、『ハヤテのごとく!』シリーズ 瀬川泉役、『To LOVEる -とらぶる-』西連寺春菜役など
●アイムエンタープライズ/http://www.imenterprise.jp/



■ニアはやっぱり子供なんだと思ってます

― いよいよ『アスラクライン2』がスタートしました。矢作さんは前シリーズ『アスラクライン』より引き続きアニア・フォルチュナ役として出演されていますが、前シリーズを振り返っていかがでしょうか?

矢作紗友里さん:『アスラクライン』では中盤からの登場だったので、この作品の世界観や用語について他の出演者さんより知らないことが多くて…。最初はとにかくみんなに話を聞いて作品のイメージをつかむところからはじまりました。「一生懸命、情報を拾わなきゃ!」って感じでしたね。
 あと登場して間もないころのニアは演操者(ハンドラー)のことが嫌いで、主人公である智春にも冷たくあたっていました。でも一緒に過ごすなかで「演操者でも、いい人はいるんだ」って考えるようになっていったんです。ニアにとっては、ちょっとずつですけど智春たちと仲間になることができたんですよね。

― だんだんと心を開いて、打ち解けていきましたよね。

矢作さん:みんなの“妹”みたいな感じですね。ニア(アニアのニックネーム)はやっぱり子供なんだと思ってます。機巧魔神の研究者として大人びた部分もあるんですけど、寂しがりやなところだったり、お姉ちゃんが大好きで会いたくてしょうがないところだったり、子供っぽい部分が大きいので、私もそんなニアの気持ちを大事にしようと思って演じています。 

― やっぱりクールなニアより、子供っぽくて明るいニアが好きですか?

矢作さん:みんなと一緒にワイワイやっているほうが好きですね。特に智春と話しているときは、ニアのかわいい部分、大人ぶらない素直なところが自然に出てくるので、そのほうがニアらしくて私は大好きです。演じている私が楽しいので、ニア本人はもっと楽しんでると思います。

― 明るさが出てきたニアですが、『アスラクライン2』ではだいぶコミカルなキャラになったなっていう印象をうけました。

矢作さん:『2』の第1話(※EX014)はかなり! もうちょっとストーリーの核心に突っ込んだところから始まるのかなって思っていたんですけど、意外に楽しいお話からスタートしましたね。私も楽しく演じました!

― ニアと言えば“コアラ”ですね。

矢作さん:コアラいいですよね(笑)。

― だいぶ目つきわるいですけどね。

矢作さん:悪いですね~。でもたまにかわいくなったりするんですよ。声は川田紳司さんですけど(笑)。でも最近はコアラと川田さんの顔が似ていると感じようになってきました(笑)。

― なぜ“コアラ”なんでしょう?

矢作さん:私も「なんでコアラなんだろう?」って思ったりもしたんですが、いろいろと理由があるようなので…。でも『2』ではニアとコアラが一緒にギャグをかますシーンが多いので、コアラ役の川田さんと楽しく演じています。

― ニアがどんどんコミカルなキャラに?

矢作さん:う~ん…いちおう締めるときは締めて、大切なこともサラっと言ったりするんですけど…現時点ではギャグが多いかな(笑)。なぜかニアとコアラで『風の谷のナ●シカ』のパロディをやるんですよ。このパロディ、私は台本で気がつかなくて「どういう台詞なんだろう?」って思っていたりすると、共演者のみんなから「これナ●シカだよ」って言われて気がつくことが多いです。

― 『2』のニアはどうなっちゃうんでしょうか?

矢作さん:ニアは研究者として重要な台詞を言うことになると伺っているので、私も「そうなのか!」って身構えてはいるんですけど…今のところまだそういう台詞は登場してないですね(笑)。

― 戦闘シーンも見所の本作ですけど、ニアは戦闘に絡んだりはしないんでしょうか?

矢作さん:戦えないんですよね~、守られることが多くて…。

― 戦ってみたいと思いますか?

矢作さん:思います! でも、ニアが「やぁ~~!」とか走っていっても、すぐ転んじゃったりして、みんなから「使えない!」って言われることが目に見えているので温かくみんなの戦いを見守っていくことにします(笑)。


■最初から『ニア』でいいじゃん!

― さて、ニアは天才少女という役どころなのですが…

矢作さん:はい、天才です!(笑)

― 天才少女役はいかがですか?

矢作さん:難しいですね。みんなに機巧魔神のことなどを説明する場面が多いんですが、自分が理解していないと上手く演じることができないですから。アフレコ収録の前に、みんなで「これどういう意味だったっけ?」と難しいアスラクライン用語について情報交換して、「つまりニアが言いたいのはこういうことなんだよね!?」と確認してから演じるようにしています。

― ストーリーも複雑ですが、用語自体も難解な言葉が多いですよね。

矢作さん:そうなんですよ~。滑舌(カツゼツ)が~~(笑)。

― そもそもニアは名前からして舌を噛みそうですよね。

矢作さん:アニア・フォル…フォルチュナ・ソメ…しゅ?しぇ?…ソメシェル・ミク・クラウゼンブルヒ……です!(笑)

― 初登場時はフルネームで自己紹介されていましたが、いかがでしたか?

矢作さん:あれは…(笑)。フルネーム言った後に「ニアと呼んでくれ!」って言うんですけど、「だったら最初から『ニア』でいいじゃん!」って(笑)。みんなからも突っこまれました。

― 姉妹そろって難解な名前ですね。

矢作さん:ニアのお姉ちゃんも言いづらいですよね。「クルスティナ・フォルチュナ」って。でも言いづらい名前としてはやっぱり「加賀篝(かがかがり)」ですね。戦闘シーンで力を込めて叫ばなければいけないのに「かがかがりぃ~~!」って言いづらいですし、私も「かがかがりが~~」みたいな台詞が多いんです。加賀篝が台詞に登場するたびに、みんなで「あっ、また加賀篝だよ~」って言うんですけど、そうすると加賀篝隆也役の中井和哉さんが申し訳無さそうに小さくなられて(笑)。ニアは「ニア」で良かったです。


■成長できるところがまだまだいっぱいあると思います

― 『2』のニアはどのようにストーリーに絡んでいくのでしょうか? 見所を伺えますか?

矢作さん:まだ言えないことがいっぱいあるんですが、まず加賀篝とクルスティナお姉ちゃんのことがまだ決着がついたわけでは無いので、ニアがその問題をどう乗り越えて成長していくのか見ていただきたいです。前シリーズでは最初は一匹狼的な態度だったニアが、智春たちに心を開いて仲間になることで一つ大人になれたと思います。『2』では加賀篝とお姉ちゃんの問題を通して、さらに成長できるんじゃないでしょうか。ニアはまだまだ子供ですから、周りのタイプの違う人たちを通して吸収できるところ、成長できるところがこれからいっぱいあると思います。

― 前シリーズでは途中参加だった分、今回は前半から活躍もできるのでは?

矢作さん:ぜひ! 大暴れしたいです(笑)。…戦闘には出られないですけど、他の部分で一生懸命頑張っていきたいと思います。

― では、最後に読者へのメッセージをいただけますか。

矢作さん:前シリーズにも増して智春の周りで色々なことが起きていきます。それは「二巡目」と呼ばれているこの世界の「真実」に関わることなので、智春と、智春と一緒にいる私たちみんなが運命の分かれ道に立たされ、それを乗り越えるたびに成長していくことになると思います。前シリーズから見てくださっている皆さんには「あ、みんなこうやって成長していくんだ」って感じてもらえたらいいなと思います。よろしくお願いします。

― ありがとうございました。



 いまだ多くの謎が残り、視聴者としても疑問が尽きない本作だが、キャラクター達の成長も大きな見所のひとつ。智春、奏、操緒、そしてもちろんニアが、どんな事件と向き合い、どのように成長していくのか! 『アスラクライン2』の展開に注目すべし!


アスラクライン2
●放送局・日時/
・チバテレビ 毎週日曜日 23:30~24:00
・tvk 毎週土曜日 24:30~25:00
・テレ玉 毎週日曜日 25:00~25:30
・サンテレビ 毎週月曜日 24:00~24:30
・テレビ愛知 毎週火曜日 25:28~25:58
・TOKYO MX 毎週月曜日 25:30~26:00
・KBS京都 毎週水曜日 25:00~25:30
・AT-X
 毎週木曜日 9:30~10:00、21:30~22:00
 毎週月曜日 15:30~16:00、27:30~28:00
・BS11 毎週金曜日 24:30~25:00
※放送日時は局の都合により変更になる場合があります。

●公式サイト/http://www.starchild.co.jp/special/asura/

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