
『オトコのコはメイド服がお好き!?』 第5話 チャプター01| 『オトコのコはメイド服がお好き!?』 第3話 チャプター01 |
| 2008年07月 05日(土曜日) |
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メイド喫茶「CherryGirls」で働く美少年4兄弟、ナオくん、ユキくん、トモくん、リオくん。普段はメイドさんとして忙しく働いている彼らですが、本当はまだまだ学生の身。 メイドさんとして働くお店での顔は、実は学校ではヒミツなのです! そんな彼らの学生生活を、ちょっとだけ覗いてみましょう♪ まずは元気に登校中のリオくんから……。 ![]() リオ 「さてさてカズくん、問題でーすっ♥ リオが今日履いてるパンツは何色でしょーかっ♥♥」 カズ 「し、しらねぇよお前のパンツのことなんてっ!」 リオ 「んもー、顔真っ赤にしちゃってー♥♥ オトコ同士なんだからいいじゃんっ♥ かわいーの履いてきたから、後でこっそり見せてあげるねっ♪」 カズ 「見たくねぇっての!! つーかスカート履いてガッコ来るんじゃねぇっ!!」 今日も今日とてお友達をからかいながら、朝の通学路を行くリオくん。 ぶっきらぼうなカズくんは、どうもリオくんのことが気になって仕方ない様子。 7月の日差しを手で追っ払うようにしながら、空いた手でセーラー服の裾をパタパタさせます……。 ![]() カズ 「うー、あっつー……早く進学して、こんなオンナみてーな制服じゃなくてガクラン着られるようになりてーな……」 リオ 「えー? 女子も男子もセーラー服ってかわいいと思うけどな~…… きっと学校のエライ人が制服好きのHENTAIさんなんだよねっ」 カズ 「HENTAIはお前だろっっ!!」 リオ 「きゃはは♥ そのツッコミいーね~。 まるでウチのユキ兄みたいっっ♪」 マモル 「あれ? リオくんちって『ユキ』ってお兄ちゃんもいるの? この間の……その……『ユキ』って、お姉さんだけじゃないんだ」 リオ 「え゛!? そ、そーだね、えーと……なんて言ったらいーかな…… あー、リオも早くナオ兄みたいな制服着たいなー♥ 着るだけでなんか大きい顔デキちゃう女子高生スタイル♥♥」 マモル 「……なんかゴマかしてる?」 リオくんが憧れるナオくんの学校は、兄弟の自宅から電車で2駅のところにある大きな私立の学校。大学に高校やら中学やら、果ては保育園までも付属したマンモス高です。 ナオくんもそこで学生のひとりとして青春を謳歌しているはずなのですが……? 先生 「もう、ナオくんっ……前から先生言ってるでしょう!」 ナオ 「ご、ごめんなさい……」 おや? 朝から廊下で担任の先生に怒られているようです。 先生 「なら今度こそ分かったわね? 学校に女子の制服で来るのはやめなさいっ」 ![]() ナオ 「で、でも先生っ…… ボク、スラックスで学校に来るのなんだか落ち着かないんです……。 オトコのコの格好って恥ずかしいって言うか、なんていうか……」 先生 「は、恥ずかしいって……あなたはオトコのコでしょうっ! 男子は男子らしい格好をなさいっ」 ナオ 「オっ、オトコのコがかわいい服着ちゃいけないんですかっ? かわいい服を着たり、スカート履いたりしていいのがオンナのコだけだなんて…… そんなの男女差別ですっっ!!」 先生 「!! わ、分かったわ……。 それならせめて、今日の体育は男子の更衣室で着替えるのよっ。」 ナオ 「え!?」 先生 「女子と一緒に着替えるなんて破廉恥なこと許せませんっ! 今日からは男子と一緒に着替えること……いいですね、ナオくん?」 ナオ 「そ、そんな……」 もじっ……。切なそうに太ももをこすり合わせるナオくん……。 その瞳のふちに、大粒の涙が溜まっていきます。 ナオ 「ひどいです先生っ…… ボク、そんなエッチなことできませんっ……!」 先生 「エッチ!? ていうか何想像してるんですかあなた!?」 と、そこへやってきたのはナオくんの友達の女の子たち。 あっと言う間にナオくんと先生の間に割って入ります。 「あーっ、また先生がナオくんのこといじめてる!」 「いいのっ! ナオくんはオンナのコだもん。ねー?」 ナオ 「あ、みんなっ……」 先生 「ち、違います! 先生は何もいじめてたわけじゃ……ちょ、ちょっとあなたたちーっ!?」 大慌てで反論する先生ですが、既に時は遅し。 女の子たちは先生を取り囲み、いずこともなくズルズルと引っ張っていってしまうのでした。 「さあさあ、早く授業の準備しなきゃですよ? せんせーっ」 「今日もきれいだねー、ナオくんっ♥ 今度メイクの仕方教えてねー♪」 ナオ 「うんっ……みんな、ありがとっ♥」 お友達にパタパタと手を振るナオくん。 と、そこへ物陰から顔を出したのは…… トモ 「ふふ――朝から大忙しだね、ナオ兄」 ナオ 「あ、トモくん……どうしたの? トモくんの校舎は隣でしょ?」 トモ 「ああ、ちょっとヤボ用があってね」 ナオ 「ふうん? あっ、その手に持ってるのひょっとして……またラブレター?」 トモ 「ん? こいつか――さして興味を惹かれない代物だけど、ナオ兄、読むかい?」 ナオ 「んもーっ! そんなこと言ってトモくん、またそれ読まずに捨てちゃうつもりでしょっ。 オンナのコの大事なお手紙そんな風にしたらダメなんだからねっ?」 トモ 「いいのさ。 ――どうせフツーのオンナのコじゃ僕を楽しませてくれそうにないからね」 ナオ 「??? ……ところで、トモくんの用事って何?」 トモ 「そうだね…… 『ある人』の様子を見に来たってところかな」 その『ある人』―― トモくんの企みなど知らないユキくんは、友達と一緒に男子更衣室の中。 1時間目の体育に備えて、談笑しながら体操着に着替えている最中なのです。 その話題はというと…… 「なあユキ、お前んちでメイド喫茶やってるってホントか?」 「しかもお前そっくりのメイドが働いてるってウワサを聞いたんだが、まさかお前……」 ユキ 「んなわけねーだろ、そんなのウワサだよウワサ! 確かにウチはメイド喫茶をやってるけど、ちゃんと人を雇ってメイドさんしてもらってんの。 間違ってもそ……その……オレが女装なんてしてるわけじゃないからなっっ」 それを聞いた同級生たち、なんだか残念そう……。 「なんだ…ユキがメイドさんやってくれるわけじゃないのか……」 「ユキのメイド服……見たかったなぁ……かわいいだろうなぁ……」 ユキ 「バ、バカっ! オレのそんなの見たってかわいくもないし楽しくもないってのっ! ……ったく、しょーがねーんだから……」 真っ赤になった顔を見られないようにしながら、そそくさと制服のズボンを脱ごうとするユキくん。 すると彼の手は、オトコもののトランクスとは何か違う感触に触れます。 ユキ 「……なんだこりゃ? ――――げっっ!!!」 このふわふわすべすべした感触――間違いありません。 それはユキくんが仕事用に使っているオンナもののパンツだったのです! ユキ (な、なんだこれっ!? オレ、なんでこんなもの履いて……) うろたえるユキくんの脳裏に、今朝がた口元を微笑ませていたトモくんのことが浮かびます……。 トモ 《今日は体育だったな? ――着替えの際には覗かれない様に気をつけるといい》 ユキ (あ、あのヤローの仕業だな~~っ!! 今朝寝ぼけながら着替えてるときにこっそりすり替えたか……人の寝起きが悪いのに付け込みやがって~…… っつーか、何でこんなの履いてることに気付かないんだよオレ!? なんでそこまで、下半身がオンナもののパンツに馴染んでんだっっ!!) ……ともあれ、こんなところを見られたらヘンタイ扱いは必至。 みんなの見ている前で着替えの続きをするわけにはいかず、ユキくんは立ち往生です。 ですが、次第にそんなユキくんを周りは怪しみはじめるのでした……。 「おいユキ、どうしたんだ?」 「さっさと短パンに着替えろよ」 ユキ 「いっ!? な、なんでもねーよ…… オレ、後で着替えるからさ……みんなは先行っててくれない?」 「ははぁん分かったぞユキ……お前、そのズボンの下に何か隠してるな?」 ユキ 「な、何もねーよ!! 何にもないってば!!」 「何もない!? そうか、やはり『何もない』か……」 「俺たちは前々から疑ってたんだ……もしかしてユキ、お前はオンナなんじゃないかとな……」 ユキ 「はぁ!!? バカかお前らバッカじゃねーのか!!? オレがオンナなわけねーだろーがっっ!!」 「うるせえ! こんなかわいいオトコがこの世に存在してたまるか!!」 「今日こそ脱がせて確かめてやる、肝心なモノがついてるかどうかな!!!」 ユキ 「た、助けてーーーっっ!!」 ![]() かくして学校中を逃げ回ることになってしまったユキくん。 トモくん、なんか大変なことになっちゃったけど!? 次回更新(第3話 チャプター2)は7月18日 金曜日。 お楽しみに♥ |
全員“オトコのコ”なメイド喫茶『CherryGirls』も今日はちょっとお休みです。今夜は秋祭りの夜、兄弟達もメイド服から浴衣姿に着替えてお祭りを楽しんでいるようなのですが…ただ楽しむだけではすまない模様。いつもながら三男トモくんのペースにすっかり巻き込まれてしまう次男ユキくんなのでした。
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