
『オトコのコはメイド服がお好き!?』 コミック&コラム第4-2回| 『オトコのコはメイド服がお好き!?』 第2話 チャプター01 |
| 2008年06月 07日(土曜日) |
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ユキ 「てっめーーーっっ!! 店から出て行きやがれぇーーーーっっ!!!」 ユキくんの一撃で、店の外に叩き出されるローアングラーさん。 「ぐはぁあっ……!! 今日もユキくん、いいパンチだよっっ……♥♥」 『店内での写真撮影は禁止!(特に下からの撮影は)』の原則を破るイケないご主人様に、今日も今日とてユキくんのキックが炸裂します。 しかしトモくんやナオくんは複雑な顔で…… ![]() ナオ 「ユキ……お店やボクたちのこと考えてくれるのは嬉しいけど、 ご主人様たちを殴ったりしちゃダメだよっ」 ユキ 「だ、だってナオ兄……」 トモ 「だってじゃない。うちは『メイド喫茶』であって『回し蹴り喫茶』じゃないぞ」 ユキ 「――もともと『メイド喫茶』じゃなくて『“女装”メイド喫茶』だろっっ」 リオ 「でもでも、さっき飛んでった人、嬉しそうだったよ? 『ユキくんのパンチ……ス・テ・キ♥』とか言って。 きゃははは、ヘンタイさんだ~~♥♥」 ユキ 「(……ぞくぞくっ!!……) く~~っ、もうヤダヤダっ! どいつもこいつもヘンタイばっかりっ…… もーこんな店出てってやるっっ!!」 ナオ 「そんなこと言って♥ ボク知ってるんだよユキ?」 ユキ 「な……何をだよ?」 ナオ 「お出ししたケーキやパフェをご主人様たちがおいしそうに食べてるの見ると、 ユキがちょっとだけニコニコしちゃうこと……。 このお店で出してるスイーツは、みんなユキがレシピを書いてるんだもんね♥」 ユキ 「べ、別に……。 お菓子作るのは……ただの趣味だし……。 あんな連中のために作ってるんじゃねーよっっ」 ナオ 「ユキっ……」 ナオくんの説得にも応じず、つんけんしてばかりのユキくん……。 このままではCherryGirlsがリアルバウト喫茶になるのも時間の問題。 そんなとき、またトモくんの眼鏡が妖しく光ったのでした。 トモ 「――しつけのなっていない犬には、罰が必要かもしれないな……」 ユキ 「は? ど……どーいう意味だ?」 トモ 「この店で『メイド』を始めるとき、僕らは兄弟だけで約束を交わしたはずだな。 リオ、覚えているか?」 リオ 「はいはーい、覚えてます! 1週間に10回以上粗相ををしちゃったメイドさんには、その都度バ・ツ・ゲ・ー・ム☆」 ユキ 「え!? オ、オレは何もミスなんてしてないぞっ。 皿も割ってないし、注文も間違えてないしっっ……」 トモ 「ご主人様をひとり殴り倒すたびに周囲の客に不快感を与えている…… 罰を与えるには充分なミステイクだ」 リオ 「それで、今週ユキ兄がぶん殴ったエッチなご主人様の数は?」 トモ 「ざっと20人。厳密には23人だ」 ナオ 「ええ!!? ボクたちそんなにスカートの中、撮られてるの!?」 ユキ 「気付けよナオ兄!!」 トモ 「とにかく、罰を受けるには充分な回数だ…… おとなしく、その報いを受けてもらうぞ――?」 ユキ 「そ、そんな……」 ナオ 「ト、トモくんっ。突然そんなのユキがかわいそうだよっっ。 今回は注意だけにして…」 トモ 「またナオ兄はそうやってユキを甘やかす……。 そんなだからユキのはねっ返りが治らないんだよ? ……まあ、治ってもらってはつまらないが」 ナオ 「??」 と言うわけで「罰ゲーム」をすることになったユキくん……。 数分後、街角には、青空の下に晒された真っ白な体をモジモジとよじらす彼の姿がありました。 ![]() ユキ 「は……恥ずかしくて、死ぬ……。 人間て、恥ずかしさでも死ねるんだな……」 リオ 「きゃはははは♥ んもーユキ兄しっかりしっかり☆ そんなんじゃいつまで経っても町内一周できないよ?」 ユキ 「わ、分かってるよっ! でも……こ……こんなかっこ…… オレ、まるでヘンタイじゃんかっ……」 ![]() お店のロゴがプリントされたスクール水着に包まれた体を、真っ黒な学ランで隠すユキくん。 ユキに課せられた罰ゲームというのは、この格好で町内を一周し、 喫茶CherryGirlsの宣伝をしてくることだったのです! ユキ 「大体何なんだよこの、水着とガッコの制服って組み合わせ!! 店の宣伝ってゆーより、『ヘンタイオトコがうろうろしてます』って宣伝じゃないのかよっ……」 リオ 「んー、トモ兄の考えることは謎だからねぇ?」 ユキ 「……あのエロガキめ」 リオ 「だいじょーぶ、だいじょーぶ♥♥ 『ユキは美人だから体の特定部位を膨らませたりしない限りまずオトコだとはバレない』 ってトモ兄言ってたじゃん?」 ユキ 「うるせえ!! っつーか何でお前まで罰ゲームについてきてるんだよっっ!!」 リオ 「ふぇ? だって面白そうだったんだもん」 ユキ 「は、早く終わらせて早く帰ろう……」 仕方なく、よろよろと白昼の街中を歩き始めたユキくん。 お店のロゴが隠れないよう、わざわざ大またで堂々と歩くふたりに、何も知らない町の人々の視線は容赦なく突き刺さります。 初夏の直射日光と恥ずかしさで、ユキくんの頭の中はパニックぐるぐる… ユキ 「(ああ……みんなオレのこと見てる……。 真昼間から露出狂みたいなカッコで歩いてるヘンタイ女だって思われてんのかな…… ……ってバカ! オレはオンナじゃないっての!! でもこんなカッコでオトコだってバレたら余計ヘンタイだし…… うあぁぁ、こんなとこ知り合いに見られたらどうしよう……!!)」 ![]() リオ 「みなさーん♥ メイド喫茶ちぇりーがーるずでーすっ♥ みなさんのちぇりーがーるずをどうかよろしくおねがいしまーすっ♥♥」 ユキ 「リ、リオっっ!? でけー声出すんじゃねーよっっ!!」 リオ 「えーー!? だってだって、おっきい声出さなきゃお店の宣伝にならないじゃん? それにそれに、みんながこっち向いてびっくりした顔するの ちょー楽しいんだもんっっ♥♥」 ユキ 「お、お前恥ずかしくないのかよ……!?」 リオ 「全然? あ! ユキ兄っ、あそこ歩いてるのリオと同じクラスの子たちだよ。 おーいっ♥♥ カズくーん! マモルちゃーんっっ!!」 ユキ 「わぁああああっっ!!! おおおおお願いです手とか振るの頼むからやめてくださいマジでマジでっっ……」 何考えてんのリオくん!? 路上で『恥ずかし死に』しそうなユキくんに明日はあるのか!! 次回更新(第2話 チャプター2)は6月20日 金曜日。 お楽しみに♥ |
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