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☆『3Dモデリングマシンでフィギュア製作』はじめました♪応用編 第3回 |
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■3Dモデリングで型からフィギュアを作ろう!素材選定編
型ができれば量産可能!
3Dモデリング&切削マシンを使えば、原型データひとつで、あらゆるポーズのフィギュアが作れてしまうということで、これはやらない手はないですよ!
ということで、この技術を使って型を作っていこうと思うわけですが、こんなやり方で型作ろうなんて考えるのは、○はじ♪メンバーしかいないようなので、何かとはじめてづくしの作業が多くなるわけです。
つーか、この連載がかなり行き当たりばったりっぽい気がしなくもないですが;
ふつうのフィギュアならば、原型からシリコンで型を作ってレジン成型するわけですが、切削マシンでシリコンを削るのは何気にやっかいです。 というのも、切削マシンはある程度削る素材を選ぶからなんですねー。
あまりやわらかい素材だと削れないし、あまり硬いと時間とコストがかかっちゃいます。さらに、素材とレジンの相性もいろいろ考えていくと、適した素材を探すのは何気にタイヘンなことに…。
しかしこんな実験、○はじ♪がやらずに誰がやる!ってんで、今回は型の素材探しにチャレンジ!ですよ~。
まずは型にできそうな素材をいくつか選んできました。 左上から順に、ワックス、ポリエチレン(PE)、左下に移って、ポリプロピレン(PP)、ゴム、おなじみケミカルウッド、となります。
この中で型にできそうなのってなんとなく『ワックス』かなーと思うのですが、さっそく実験してみましょう。
実験ということで、素材それぞれにリアルファクトリーのイメージキャラ『ちょび夫』君にご登場願いましょう。 ちょび夫データはもちろん3Dなので、ソフトでピッチリ左右対称&はめ込みガイドのくぼみなんかもバッチリ。ラクチンですなぁ。 それでは、毎度おなじみ『MDX-40』で切削スタート!
実験開始!今日もガリガリ削るぞ~!
ぐいぐい~っと削られて、型が続々できてきました。
レジンも用意できたので、さっそく実験開始と行きましょう。
これがレジン!この2つの液体を調合して方に流すと、あっという間に固まってフィギュアが出来上がるという、フィギュア作りに欠かせないものですよ。
レジンを調合して、固まらないうちに流し込め!あちち
まずはケミウッドから。 この素材は切削マシンにとって、適度な型さ&安価でとっても削りやすい素材ですが、レジン用の型となるとどうでしょうか…。
型を万力でピッタリあわせて、レジンを流し込みます。
待つこと5分、あっちゅーまにレジンが固まりました! 何気にこういう作業初めてだから、いろいろ感動してます。おもしろいなー。 さーて、型をはずし…って、あれ?こ、これは…!!
抜けない!!っていうか、外れない!! これはとんだアクシデント! 抜いたレジンの仕上がり加減ばかり気にしてて、こういうことが起こるとは想定外でした!
シリコンのような弾力性がないので、むに~っとはがすことができないのです!これはしまった!
何とか、ホントになんとかこじ開けて、ようやく外れましたが…。 この抜きにくさは型として論外であることは間違いないでしょう。 そしてよく見ると、表面にうっすらケミウッドの色が付いてます。ということは、少なからず侵食しているということ。これはやっぱりダメでありました。
何とか抜けたものの、型を抜くたびにこんな労力かけるのはイヤです。表面がちょっと茶色っぽくなってるのも分かるかな?
さて、同じように、PP、ゴム、PE、ワックスでもやってみましたが、結果は以下の通り。
PP:削りやすくて表面もきれい。だけどレジンとの相性が悪く(良く?)まったく抜けませんでした!
ゴム:柔らかい素材なので、削りづらい。しかも、レジンと侵食しまくってこれまた抜けない!
ワックス:削りやすい素材ではあるが、同様に傷も付きやすくもろい。熱に弱いためレジンの熱で劣化が心配。
PE:固めの素材で削りにくいが、なんと、コレが一番抜きやすかった!!仕上がりもグー!
これはゴム。実験するまでもなくレジンと仲良くなってこのありさまです。
こちらはPE。同じように合わせた型にレジンを流し込んでいきます。
横に開けた空気穴から、エアーをプスっと入れると…
ごらんの通り!あっさりはずせましたー!
じゃじゃーん!チョビ夫がでーす! これは文句なしの仕上がり!型の劣化も少なく、万力でガッチリ固定もできるので量産向きですな! 型の素材はPEに決定~!!
素材ひとつとってもなかなか難しいものがあるんですなー。でもこうして使えるものが徐々に分かってくるのはなかなか楽しい工程でもあったり。 なんとなく「次世代のフィギュア作りにチャレンジしてるぜー!」というプ○ジェクトXっぽい気分も味わえて楽しいぞ。(成功するかはともかくとして)
こういうやり方がもっと広まれば、今回の実験で使ったモノ以外にもいい素材が見つかったり、なーんて進化もありえるわけで。 ということで、まだまだ実験段階ではありますが、このたびの型作りはひとまず成功!であります。
次回はいよいよ、あのキャラを使ってフィギュアの型作りにチャレンジですよー!
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『3Dモデリングマシンでフィギュア製作』はじめました♪応用編
■第3回:3Dモデリングで型からフィギュアを作ろう!素材選定編
■第2回:3Dスキャナーでアナログ→デジタル製作にチャレンジ!後編
■第1回:3Dスキャナーでアナログ→デジタル製作にチャレンジ!前編
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■第4回:モデリングマシンで萌えフィギュアを作るぞ!前編
■第3回:3Dモデリングマシンで『○はじ』ロゴプレートを作るのだ!後編
■第2回:3Dモデリングマシンで『○はじ』ロゴプレートを作るのだ!前編
■第1回:フィギュア作りもデジタル時代!!3Dモデリングマシンでフィギュアを作るぞ!
■機材提供/ローランドディー.ジー株式会社(http://www.rolanddg.co.jp/)
■取材協力/株式会社リアルファクトリー(http://www.rfactory.co.jp/)
■イラスト&テキスト/森永みぐ(http://www6.plala.or.jp/MIG/) |