
『オトコのコはメイド服がお好き!?』 コミック&コラム第4-2回| 声優警察第6回『Kanon』國府田マリ子さん |
| 2007年03月 17日(土曜日) |
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「何?7年前の忘れられた事件……?」 ![]() 団長は祐一が居候をする水瀬家の一人娘にターゲットを絞り、水瀬名雪を演じる國府田マリ子さんにインタビューすべく出動した! ![]() 國府田マリ子さん 9月5日生まれ、身長157cm。埼玉県出身。青二プロダクション所属。 「マリ姉」の愛称でおなじみ、癒し系ボイス&キャラクターで数々の作品に出演するベテラン人気声優。主な出演作品は『GS美神』おキヌ役、『まもって守護月天!』シャオリン役、『ダーティペアFLASH』ユリ役、『忍たま乱太郎』ユキ役など多数。 ●公式サイト:http://www.aoni.co.jp/mariko/ ------------------------------------------------- ■『Kanon』の世界に入ってきてほしい ―よろしくお願いします!(シャイな団長は声優さんの前では低姿勢だ!) いよいよ『Kanon』は最終回を迎えました。名雪ちゃんを演じている國府田さんの今の心境を伺えますか? 國府田マリ子さん:私は名雪ちゃんという女の子を、ずいぶん長く演じさせていただきました。ゲームでは、プレイしてくださった皆さんそれぞれの『名雪エンディング』があると思うのですが、私の中で今回のエンディングは名雪が一番幸せになれたエンディングかなって思います。ものすごく波乱万丈でしたが、最後に彼女が彼女自身の力で愛している人たちを抱きしめられる―そういうエンディングになったと思います。 ―振り返ってみて今までのアフレコで思い出深いことはありましたか? 國府田さん:あまりにもいろいろな出来事やハプニングが起こる作品だったので、みんな演じながら「来週の台本どうなっているんだろう!」とか、わいわい女の子どうしで盛り上がったのがすごく楽しかったですね。 ―最終回を終えてどうですか? 國府田さん:ショッキングだったのが、名雪ちゃんの中で恋愛感情より“家族なんだよ”っていう愛情の方が大きくなって、祐一君を受け止めた瞬間。「あ、この子すごいな」って思いました。「えらい!がんばった!」って。 ―好きだった彼にそこまで言えるってなかなかできないですよね。 國府田さん:女の子ならではの母性本能なのかな、とも思いましたね。でも、見ていてどこか切ない感じもしたことは確かです。ストーリーも、無理矢理そういう結末に持っていったわけではなくて、彼女の心が動いていったのが分かるすばらしい演出だったと思いました。…でも、恋人は別れちゃったら他人ですけど、家族は別れませんからね(笑)。彼女にとっては、一緒にいるだけでも嬉しいのかもしれません。 ―演出のお話がでましたが、國府田さんとして今回のシリーズを演じる中で気をつけていたところなどはありますか? 國府田さん:すべての動きにこまごまとアドリブを入れないで、絵がお芝居をしてくれているところはあえて入れませんでした。その方が胸に迫るシーンがあったと思います。名雪だけに限らず、見てくださった人が『Kanon』の世界の人物になって楽しめるような、そんな作品になっていると思います。ぜひ皆さんも見るだけでなく、この世界の中に入ってきてください。 ![]() ■「名雪が一番です!」 ―長く演じてきたキャラクター、作品の最終回ということで感慨深いものがあるのではないですか? 國府田さん:感慨深いですね。私の中で…名雪を演じているからエコ贔屓なのかもしれないですけど、この物語の中で名雪が一番成長したのかなって気がします。他のみんな、ごめんね(笑)。でも私には名雪が一番かわいいんです! ―名雪ちゃんは基本的におっとりした女の子ですが、國府田さんと雰囲気が似ているんじゃないですか? 國府田さん:どうですかね?(笑) 私は、スイッチが入ると機敏なんですけど、オフっているとちょっと危険かも。社会生活大丈夫?みたいな(笑)。すごく真剣に人の話を聞いているふうに見えて、実は何も聞いてなかったとか…。話をふられても「あ、すみません。もう一度お願いします」とか結構言ってしまうんですよ。一生懸命聞いてるんですよ! 聞いてるんですけど、“入ってない”と言うか…。 初めて自覚したのが高校2年生の時で、そのころ大好きな先生がいたんです。でも、好きすぎて先生のそばに行くと先生が何を言っているのかわかんなくなってしまうんですよ。先生は何か言っているけど、私には先生が口をパクパクさせているだけで音がぜんぜん聞こえていないんです。最近は、「ここは大事だからちゃんと聞かなくちゃ」って意識すると、そこだけ聞こえない! これって絶対に良くないですよね(笑)。 ―主人公の祐一君はどの女の子にもあいまいな態度に見えますが、名雪を演じている國府田さんとしては彼みたいな男の子はどう思いますか? 國府田さん:「現実にもいるなぁ、こういう男の子」って。相手が彼女ならいいけど、彼女じゃないならそこまでやったらダメでしょ!みたいな(笑)。女の子が誤解しちゃいますよね。すごくモテてトラブルが絶えない人って、こういうタイプなんだろうなって思って見てました。 ―名雪ちゃんは彼のことが好きなんですけどね。 國府田さん:そうなんですよ、忘れられてましたけど(笑)。でも、祐一が過去の記憶を無くした要因について今回のシリーズほどはっきりと映像にしたものは(私の記憶では)なくて、ちょっと納得してしまいました。こんなに酷いことがあったなら、忘れてしまっていても仕方ないかな…許せないけど(笑)。 ―やっぱり許せませんか(笑)? 國府田さん:いえ、冗談です(笑)。あれは忘れてしまいますよね。私もけっこう忘れてしまうタイプで、人生に於いてこれは絶対に覚えてない方がいいと思う出来事って本当に忘れてしまうんですよ。人間って、自己防衛じゃないですけど、そういう能力がありますよね。でも、自分を忘れられたらちょっと悲しいですけど(笑)。祐一君については、忘れた方が良かったのかもしれません。絶えられないですよね、心が。 祐一君がもし現実にいて、もし自分がそういう人のことがが好きだったらすごく苦しいだろうし、マイナスの感情を抱いてしまうかもしれないと思うんです。でも『Kanon』の世界ではそういうマイナスの感情を彼にぶつけるのではなくて、みんな純粋に悩んで自分の持つ愛情の行き場所を持て余している。とても切ない作品ですね。 ―どの女の子もとても献身的ですね 國府田さん:今まで、祐一君の印象はどちらかと言えばプラスではなかったんです。もし自分がああいうタイプの人を好きになったら苦しいだろうなって思って。ただ、今回のアニメーションは祐一君のそういう部分をプラスな方向に描いていると思います。それがすごく無理がなかったので、演じている私たちも納得させられてしまいましたね。 名雪ちゃんについては、北川君ってちょっと変わった男の子―私の中では作品の良心(笑)って位置づけなんですが、彼が「祐一、いい加減にしろよ! あっちもこっちも…」というようなことを言うシーンがあるんです。そのとき名雪が「北川君、祐一のはそういうんじゃないんだよ」って言うんですが、重い言葉だなぁ!って(笑)。さりげなく言ったけど、彼女にとってキーワードだなって思いました。 ―そんな名雪ちゃんの魅力ってずばり何ですか? 國府田さん:私、すごく尊敬していることがあって、“すれないこと”。彼女を見守ってくれている、わかってくれているお母さん、秋子さんがいてくれるからかもしれないですけど、“すれない”ってすごいですよね。見習わなくっちゃ(笑)。 ―アニメ放送も終了し、DVDがリリースされていますが、今回のシリーズの見所って何ですか? 國府田さん:DVDは4月には4巻がリリースされるので、ぜひ楽しんで頂きたいと思います。1回見ただけでは分からない、彼女たちの根底にある気持ちの流れだったり、キャラクターそれぞれに込められた思いをDVDで改めて楽しんで頂けたら嬉しいです。『Kanon』は冬の物語なので、夏になる前に…DVD最終巻の発売は8月ですけど、そんなことは気にせず、雪のように清らかな気持ちで見て頂きたいと思います(笑)。 ―では最後に、このインタビューを呼んでくれている読者の皆さんにメッセージをいただけますか? 國府田さん:最後まで読んでくれて、ありがとうございます。すごく嬉しいです。そして『Kannon』―オンエアとしては『Kanon』の最終回が終わって、そして春が来るっていうのがすごく嬉しいんです。以前は、春って当たり前に来るものだって思っていたんです。でも最近、季節が巡って体験できるって幸せなことなんだなって心から思うようになったんです。再び春が来るし、夏がやって来て、秋が来て、そしてまた『Kanon』の世界、冬が来る。そんな中で一緒に生きているんだなってことを、これからも皆さんと感じながら日々を精一杯がんばりたいと思います。これからもよろしくお願いします。『Kanon』楽しんでください。…DVD出るからね!(笑) ―ありがとうございました。 ------------------------------------------ 『Kanon』が終わって、春が来る―――何て胸に迫る言葉なんだ!國府田さんのお話と『Kanon』のフィナーレに団長も捜査を忘れて涙。7年前の出来事に決着か付いたのかどうかは、自分の目で確かめるんだ!DVD最新巻の4巻は4月4日発売予定。団長は既にチェック済みです。 ![]() Kanon ●原作:Key/ビジュアルアーツ ●監督:石原立也 ●アニメーション制作:京都アニメーション ●備考:DVD4巻=4月4日(水)発売(税込6,300円)/初回限定版特典としてKeyスタッフによるオーディオコメンタリー、樋上いたる描き下ろし4コマ漫画しおり、池田和美描き下ろしトレーディングカード1枚封入、特製ピクチャー・ディスク、1巻収納カバーケース付属 ●公式HP:http://www.tbs.co.jp/anime/kanon/ <読者プレゼント!> 國府田マリ子さんのご厚意により、今回國府田さんのサイン入りポラロイド写真を2枚頂いた!どちらか1枚を計2名様にプレゼントだ!このコーナーの感想や、今後突撃して欲しい声優さんを書いてくれると団長も喜ぶぞ。 お名前・ご住所・お電話番号を明記の上、たくさんのご応募をお待ちしている! 応募締め切り:3月31日(土) 受付メールアドレス: このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい ※写真の種類は選べません。当選者発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。 ![]() <声優警察次回予告!> 次回の声優警察は『マリア様がみてる 3rdシーズンOVA』から福沢祐巳役の植田佳奈さんだ! 更新予定日は3月31日(土)、お楽しみに! ©VisualArt's/Key/百花屋 |
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