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鋼の聖戦…!『スパロボ大戦OG ディバイン・ウォーズ』アフレコレポ |
2006年11月 08日(水曜日) |
現在、絶賛放映中のTVアニメ『スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ』の豪華キャスト陣によるコメントが到着した。貴重なインタビューはもちろん、スパロボファンには嬉しい新展開が目白押しだ!
2002年、バンプレストから発売されたゲームボーイアドバンス用ソフト『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』は多くのスパロボファンに熱狂的に支持され、2005年には続編として『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2(GBA)』が発売。さらには媒体をアニメに移し、その後日談である『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION』がOVAとして発売され、大ヒットとなった。 そして2006年――。スパロボファン待望のTVアニメシリーズ『スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ』の放映が実現した。ゲーム第1作である『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』をテレビアニメ用に再構築したそのストーリーは、新たな伝説を刻む…! 度重なる試練を乗り越え、新西暦を迎えた人類。だが地球には新たなる危機が迫っていた…。時は新西暦186年、青年リュウセイ・ダテは、アーケードゲームの大会に出場するが、そこで謎の機動兵器と遭遇する。絶体絶命となる彼の前に、地球連邦軍のパーソナルトルーパー、ゲシュペンストMk-Ⅱが現れる。 今回は、9月25日に行なわれた『スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ』第7話のアフレコ取材の模様をお届けしよう。今後ますます盛り上がりをみせる注目のTVシリーズと、豪華キャストの皆さんの意気込みや抱負などが語られる貴重なコメントに注目だ! ●リュウセイ・ダテ役/三木眞一郎さん ●ライディース・F・ブランシュタイン役/置鮎龍太郎さん ●アヤ・コバヤシ役/冬馬由美さん ●イングラム・プリスケン役/古澤徹さん ●クスハ・ミズハ役/高橋美佳子さん ●ご自分の演じられる役について 三木さん)リュウセイは、とても純真で正義感が強いんですが、スーパーロボットが大好きという子供っぽいところも持った、成長過程にある男の子です。 置鮎さん)ライはクールな軍人なのですが、ゲームでは意外と感情の昂ぶりが激しい一面も見せているんです。そうしたシーンも早く演じたいですね。今回のTVアニメシリーズでは、まだそうしたシーンが少ないので、これからどういう展開を見せていくのか楽しみです。 冬馬さん)SRXチームのリーダーではあるんですが、ちょうど民間人からパイロットになるリュウと、生粋の軍人であるライとの中間といえるポジショニングですね。アヤは軍人になって、そう時間はたっていないので、私もアヤと一緒に『スーパーロボット大戦OG』の世界を勉強しているところです。 古澤さん)裏がある人物なので、裏があるように演じています。また、結婚できそうにもない男なので、結婚できないようにも演じていますよ(笑)。 高橋さん)クスハは今のところ、普通の心優しい女の子です。リュウセイ君の幼馴染なんですが、細かい心情とかは、まだはっきり現れていなんですよね。これから先の展開が楽しみです。 ●アフレコを終えられての感想をお聞かせください 三木さん)本作はとても登場人物が多いのですが、OVAなどとは違ってスパンが長いので、今まで焦点が当てられなかったいろいろなキャラクターに注目して楽しんでいただきたいですね。出演される声優さんの人数も大変多く、収録時のスタジオはジャングルみたいになっています(笑)。普通スタジオは静かなものなんですが、あちこちからいろいろ音が聞こえるくらい(笑)。 ゲームでは日常的なところを演じることができないんですが、アニメでは日常も演じられるんで、そこは特に楽しんでます。また、ゲームだと2時間以上しゃべりっぱなしなんですが、アニメだと別撮りの人がいないので、台詞が少ないんです(笑)。『スーパーロボット大戦』でこんなにしゃべらなくていいっていうのは新鮮です。それに『スーパーロボット大戦』としては『OG』だけですよね、最初から新鮮な気持ちで見れるのって。そのほかの作品は原作のアニメがありますから(笑)。 置鮎さん)OPアニメのラストに、キャラクターがズラーっと並んでいるカットがあるんです。既にゲームをプレイされている方は、「おっ、コイツ出てくるんだ!」って、驚かれるんじゃないでしょうか。僕はゲームもプレイしているのですが、ゲームのほうでは音声が入っていないようなキャラクターも、このアニメで声が判明しますので、「あっ、このキャラクターこんな声だったんだ」って(笑)。ライやリュウセイのような若いキャラクターから、「渋ッ!!」というキャラクターまで満載の作品ですので、その広大な世界観を楽しんでいただきたいですね。最近のアニメでは聞けないような方の声も聞ける、貴重な作品になると思います。 冬馬さん)ゲームの収録はずいぶん以前から長い間やっていて、私もいろいろなことを知ってはいるのですが、今回のアニメは、イチからのスタートだと思って頭の中をリセットして演じています。 最近の収録では、ともするとスタジオの中では私たちが一番先輩格だったりすることが多いのですが、本作では大先輩の方々がいてくださるので、とても安心感があります。アニメではなかなか実現できない豪華キャストが集まっていますので、ゲームのファンの方も、アニメから見てくださる方も楽しめる作品になっていると思います。膨大な世界観のお話ですので、先の展開はまだわかりませんが、私も楽しんでいきたいな、と。 古澤さん)これだけ息の長い人気ゲームのアニメ化なので、ファンの皆さんの期待が、ものすごく大きいと思うんです。その期待を裏切らないクォリティの演技を心がけています。役的にはアヤをどれだけいじめられるか、そこに一点集中して演じたいと思っています(笑)。 高橋さん)1話、2話とクスハは登場するんですが、それから5話ぐらい収録が空いてしまって、ストーリーがだいぶ進んでしまっていたんですよ(笑)。その間にキャラクターがすごく増えて、お話も複雑になっていて「置いていかれてしまってる!」って。今から、オンエアを見てその間のことを確認したいなって思っています。 ベテランの皆さんばかりで、私が子供の頃にアニメで聞いていた声を間近で聞くことができて、「わぁっ!!」って感動しながら参加させていただいてます。 ●アニメ、ゲームを通してお気に入りの台詞はありますか? 三木さん)やっぱり「T‐LINKナッコォ!!」ですね。台本から「ナックル」じゃなくて「ナッコォ!!」って書いてあるんですよ(笑)。これこそが、リュウセイを象徴する台詞です。 置鮎さん)好きな台詞は「トロニウムエンジン、フルドライブ!!」ですね。ライはリュウセイの世話女房ですから、やっぱり好きな台詞も合わせて(笑)。今のところ収録には登場していない台詞ですが、いずれ必ず聞ける日が来るので、楽しみに待っていてください。 冬馬さん)リュウ、ライの流れからだと「T‐LINKフルコンタクト!!」……って言うべきなんでしょうけど(笑)、私は「リュウ」「ライ」って呼びかけるのがすごい好きですね。初めて彼らと会ったときから「リュウセイ」でも「ライディース」でもなく、あだ名なんです。チームリーダーとして精一杯の愛情を込めた、呼びかけを聞いていただきたいですね。 古澤さん)第1話冒頭の「虚無に還れ!」が衝撃的でしたね。日常生活でも使わせてもらっていますよ、「お前虚無に還れ」とか(笑)。あとはアヤへの呼びかけ。思い入れたっぷりに「アァヤァ」って演じたら、普通にやってくれってNGが出ました。キリっとしたほうがいいかなと思って、凛々しく演じたんですが「あまり軍人っぽくしないで」と言われたので、少しやわらかく演じるようにしています。 ゲームの収録は戦闘シーンばかりなので、声を張った演技が多くなってしまうんですが、今回のアニメでは、ボソボソしたしゃべりが多いんです。「ああ、これが本来のイングラムなんだ」と、しっくり来ましたね。 高橋さん)私、名前を呼んだのが「ユキコおばさま」と「リュウセイ君」だけなんですよ。今クスハは、そばにいるべき人がいなくなってしまっているので、「リュウセイ君」っていう名前は呼ぶとさびしくなってしまいますね。本来は親しみを込めて言う言葉のはずが、状況が変わると、込められた想いもこんなに変わってしまうんだなって。 ゲームでは「ごめんなさい!!」って言いながら、敵をなぎ倒していく姿が衝撃的でした(笑)。そのギャップがクスハらしいですよね。クスハはゲームだと、おとなしくて優しくて、っていうのを前面に出していたんですが、アニメではそれだと沈んでしまうので、元気な一面も見せていくようにしています。 ●『スーパーロボット大戦OG』念願のTVアニメ化ですが、ファンの皆様にメッセージをお願いします。 三木さん)僕はSRXチームが好きなんですよ。このチームは、当初自信がもてない人ばっかりなんですが、それがゆくゆくは自信を持てるように成長していく。ライは過去に自信を砕かれた男、リュウセイは過信だったものが、仲間とともに真の自信をつけていくんです。そんな彼らの成長物語として楽しんでいただきたいですね。もちろん、ロボットのCGアクションにも気合が入っていますよ。僕も視聴者の皆さんと一緒に、展開を楽しんでいきたいと思います。 置鮎さん)アニメ化の話を聞いたときに「ええっ、無理でしょう!!」って思ったんです。メカやキャラクターがとにかく膨大ですから。それをこうして実現したスタッフと、ファンの皆さんの応援に大感謝です。『スーパーロボット大戦OG』はロボットアニメですが、メカに負けず劣らず、人間ドラマも複雑に絡み合っていますので、「これはどういう意味なんだろう?」という疑問を常に念頭において、各キャラクターの動きも追っていただきたいですね。 冬馬さん)今回のTVアニメシリーズは、どこか懐かしい感じのするロボットアニメだと思います。もちろん各キャラクターたちは悩んでいたり成長したりはするんですが、その本質は勧善懲悪に近い「力の限り戦って、生きていくんだ!!」っていう熱い思いを前面に出した王道の作品です。最近の複雑化したロボットアニメの中では、逆に新鮮に感じてもらえるんじゃないかなと思います。昔ながらの熱い思いを、出演者の叫びとともに感じてくださるとうれしいですね。 古澤さん)これだけ息の長い、強い情熱に支えられた作品のアニメ化ですので、その熱い思いをこのアニメで、もう一段階押し上げたいですね。僕も、それに見合う演技をしていくよう心がけていますので。 高橋さん)クスハとも『スーパーロボット大戦』とも、私がデビューしたてで、右も左もわからない時からのお付き合いなんです。それがこうしてアニメになったということが、とてもうれしいです。なかなかこんな豪華なキャストが集まった作品はないんじゃないかと思います。ゲームファンの方も、初めてスパロボに触れる方も、ぜひ最後まで応援してください!! キャスト陣も熱いコメントを寄せてくれた『スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ』は、現在、毎週水曜深夜1:30よりテレビ東京にて好評放送中だ。 そして、TVシリーズのDVDの発売が早くも決定!初回限定生産の「Limited Edition」には、主人公リュウセイが乗ることになる機体『R-1』が、封入特典として付属される。このDVDでしか手に入れることができない豪華特典を見逃すな! 『スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ』DVDシリーズ第1巻 ●発売日/2007年2月23日 ●予約締切日/12月12日 ●価格/ ・【Limited Edition(初回限定生産)】7,350円(税込) ・【通常版】5,250円(税込) ●収録内容/2話 ●特典/彩色済アクションフィギュア(原型開発協力:ボークス/造形村/ヴァージナルアート) ※初回限定生産Limited Editionのみ さらに今冬には、GBA版2作品を再構築した新たなストーリー、ロボット、キャラクターを追加したPS2専用ソフト『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』の発売も控えている。ファンには嬉しい展開が目白押しのスパロボシリーズから、今後も目が離せないぞ! スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS ●発売日/2006年発売予定 ●価格/未定 ●機種/PS2 ●ジャンル/シミュレーションRPG ●発売元/株式会社バンプレス ●ディバイン・ウォーズ公式サイト http://www.suparobo-anime.jp/ ●スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS http://www.suparobo.jp/srw_lineup/srw_ogps/ © SRWOG PROJECT © BANPRESTO 2007 |